消防の常備化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 09:35 UTC 版)
常備消防機関である消防本部及び消防署を設置することを消防の常備化という。 市町村単独又は一部事務組合による消防本部の設置が進められた結果、消防の常備化は1970年代に大部分が完了した。 2013年(平成25年)4月1日現在、常備化市町村は1,684市町村、常備化されていない町村は36町村で、常備化されている市町村の割合( 常備化率) は97.9%(市は100%、町村は96.1%)である。山間地や離島にある町村の一部を除いては、ほぼ全国的に常備化されており、人口の99.9%が常備消防によってカバーされている。このうち一部事務組合又は広域連合により消防事務を処理している消防本部は304本部(うち広域連合は21本部)であり、その構成市町村数1,088市町村(351市、599町、138村)は常備化市町村全体の64.6%に相当する。また、事務委託をしている市町村数は130 市町村(32市、78町、20村)であり、常備化市町村全体の7.7%に相当する。
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