海賊版問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 01:24 UTC 版)
2016年7月19日に『帝王カバーリ』の海賊版がダークネットに流出していることが報じられた。インディアン・エクスプレス(英語版)によると、流出した海賊版はダークネット上でしか入手できないものの、ウェブ上には複数のフェイク・リンクが出回っているという。製作側は海賊版が出回ることを想定して、マドラス高等裁判所(英語版)に海賊版の流出を防ぐように要請していた。中央映画認証委員会委員長のパフラージ・ニハラーニー(英語版)は海賊版の流出について「ムンバイの委員会本部は関与していない」とコメントし、タミル語映画である『帝王カバーリ』の認証はチェンナイ支部が担当していることを強調した。また、海賊版の流出は興行収入に大きな影響を与えることはないともコメントしている。 2日後の7月21日にはカバーリが刑務所から出所する映画冒頭2分間のシーンがWhatsAppに流出した。海賊版の流出についてカライプリ・S・タヌはTwitterで「スマートフォンやパソコンでラジニカーントの姿を見ても鳥肌は立ちません。海賊版に感謝を込めて、金曜日から映画館で鑑賞しましょう」とコメントした。ニュース・ミニッツ(英語版)は英語やアラビア語字幕が付いたシークエンスの流出について、「湾岸諸国が流出源の可能性がある」と指摘している。公開後には劇場内で携帯電話を使用して撮影したと思われる映像がVimeoにアップロードされたが、後に削除されている。
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