海上作戦部隊指揮管制支援システムとは? わかりやすく解説

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海上作戦部隊指揮管制支援システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/29 13:42 UTC 版)

海上作戦部隊指揮管制支援システム英語: Maritime Operation Force System, MOFシステム)は、海上自衛隊のC4Iシステム自衛艦隊指揮支援システム(SFシステム)を発展させ、さらにこれに航空集団司令部のASWOC管制ターミナル(ACT)及び佐世保地方総監部作戦システム(ROS)を統合したものである[1]。また平成26年(2014年)度末からは海上自衛隊指揮統制・共通基盤システムMaritime Self Defense Force Command, Control and Common Service Foundation SystemMARSシステム)に発展した[2]


注釈

  1. ^ a b タトル中将の来日時にJOTSの説明を受けた海幕側の要請により、リムパック94に参加した「こんごう」にJOTS-IIが仮装備されて極めて高く評価されたほか、以後の日米共同演習でも度々運用されて、C2T開発の背景の一つとなった[7]
  2. ^ JMACSは艦艇自動通信処理装置とも称され、艦内における電報の一元管理に加えて、予め無線機や暗号機と設定しておくことで、電報の送受信を自動処理することができる[11]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 海上幕僚監部 2003, ch.7 §5.
  2. ^ a b c 海人社 2016.
  3. ^ a b c 早野 2014.
  4. ^ a b c 伊藤 2014.
  5. ^ a b c 矢木 2014.
  6. ^ a b c 上羽 2010.
  7. ^ 佐野 2014.
  8. ^ 防衛省. “237 海上作戦部隊指揮統制支援システム用器材(借上)” (PDF). 2019年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月11日閲覧。
  9. ^ 防衛省. “平成16年度防衛力整備と予算の概要(案)” (PDF). 2020年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月11日閲覧。
  10. ^ 開発隊群. “海上自衛隊の指揮通信システムの整備”. 2018年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月20日閲覧。
  11. ^ 嶋谷 2014.
  12. ^ 東郷 2009.


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