MOFシステムへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 08:25 UTC 版)
「自衛艦隊指揮支援システム」の記事における「MOFシステムへ」の解説
このように、SFシステムは2度の近代化を経て運用されてきたが、08中防期間中には、再び更新時期を迎える見込みであった。またこの時期、空団司令部のASWOC管制ターミナル(ACT)や総監部作戦システム(ROS)等の指揮管制支援システムも更新・近代化が必要になりつつあった。 このことから、従来のSFシステムを基幹としてこれらの指揮管制支援システムを統合し、総合的なC4Iシステムとして海上作戦部隊指揮管制支援システム(MOFシステム)を開発することとなった。予備的な検討は1989年頃より着手され、平成4年(1992年)度より本格的な調査研究を開始、平成5年(1993年)・平成6年(1994年)度でSFシステム(改)準備委員会が組織された。平成7年(1995年)度には、海幕副長を委員長として海上幕僚監部に「MOFシステム開発推進委員会」(M委員会)が設置され、1996年3月には受注会社としてNTTデータとの契約が成立した。 システムは1999年2月26日に海上自衛隊に納入され、3日間でSFシステムからの移行作業を実施、3月1日より円滑に運用が開始された。
※この「MOFシステムへ」の解説は、「自衛艦隊指揮支援システム」の解説の一部です。
「MOFシステムへ」を含む「自衛艦隊指揮支援システム」の記事については、「自衛艦隊指揮支援システム」の概要を参照ください。
- MOFシステムへのページへのリンク