治安維持・司法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 17:36 UTC 版)
「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」の記事における「治安維持・司法」の解説
治安は、志願学生から選抜される「風紀委員(ジャッジメント)」と、教員有志による「警備員(アンチスキル)」という、2つの警察組織によって維持されている。詳細は後述。 学園都市の科学技術や能力開発等の情報は極秘機密に当たるため、警備体制は非常に厳重である。基本的に都市内外は自由に出入りできず、内部の学生でも外出許可を受け取るには申請書類や発信機付きナノデバイスの注射など様々な条件が必要であり、外部の人間は厳重な審査を通った関係業者や学生の肉親にしか許可証が発行されない。 さらに前述の通り学園都市外周は高い壁で囲まれ、外壁上部は常に警備ロボットが巡回し、内部も人工衛星や監視カメラなどによって監視されている。ただし、科学的なセキュリティは万全だが魔術には無防備という弱点があり、作中ではしばしば魔術師の極秘潜入や強行突破を許している。 能力を利用した犯罪行為などが行われたり、一部の過激なスキルアウトが凶暴な犯罪を起こしたりする事が多い。発生する犯罪の大半が少年犯罪なので、治安を維持する側もそれに適した装備を開発・配備していく。なお、暗部では非合法な活動が横行しているが、これらは厳重に秘匿され表向きの治安上には存在しない。上層部からの圧力によって警備員が関知出来ないようになっている事もある。 また、治安上の警戒レベルとして以下の4段階の警備強度(セキュリティコード)が学園都市全域に設定されている。 平時(コードグリーン) 正常な状態を表す。 第三級警報(コードイエロー) 第二級より1つ下の警戒レベル。詳細は不明だが、この時点では学園都市内外の出入りは制限されない。 第二級警報(コードオレンジ) 「テロリストの侵入の可能性がある状態」を表す。この級以上が発令されると学園都市内外の出入りは完全に封鎖される。 第一級警報(コードレッド) 「テロリストの侵入が完全に確定した状態」を表す。最上級の特別警戒宣言。 一方、学園都市が何らかの災害に見舞われた場合は、「営巣部隊(ユースフルスパイダー)」がその後の復旧に当たる。
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