河内田代バイパスとは? わかりやすく解説

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河内田代バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 01:40 UTC 版)

一般国道
河内田代バイパス
国道417号バイパス
路線延長 2.3km
開通年 2002年
起点 福井県今立郡池田町河内
終点 福井県今立郡池田町田代
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

河内田代バイパス(こうちたしろバイパス)は、福井県今立郡池田町河内から同町田代に至る延長2.3km国道417号バイパスである。

概要

田代第三トンネル(2020年9月)

国道417号の福井県今立郡池田町河内から田代までの区間は、道路幅員4m狭隘道路で、急カーブが連続する線形不良区間だったため、車両通行に支障をきたしていた。そのため、福井県が1990年平成2年)からバイパス道路の整備に着手した。1998年(平成10年)までに河内トンネルと田代橋を含む延長935mを供用開始し[1]2002年(平成14年)10月18日に開通式を実施して、同日午後2時から全線が供用開始された。

なお、国道417号は当バイパス以南は2023年令和5年)11月18日まで自動車通行不能区間の点線国道であり、林道冠山線を代替路として岐阜県側の徳山バイパスと接続していたが、林道冠山線は道幅が狭く、急カーブや急勾配が連続し、悪天候時は土砂災害で不通となることが多く、冬期積雪により通行止めとなる。そのため、冠山直下を全長4,834 mの冠山トンネルで貫く冠山峠道路が建設され、2023年(令和5年)11月19日に本バイパスと接続されている[2]

路線データ

沿革

  • 1990年平成2年)度:事業化。
  • 1998年(平成10年):河内トンネルと田代橋を含む延長935mを供用開始。
  • 2002年(平成14年)10月18日:全線開通。
  • 2023年令和5年)11月19日:冠山峠道路と接続[2]

主な構造物

施設名 完成年 全長 備考(構造、その他)
河内トンネル 1994年9月 76.0m 施工:関組
田代橋 1994年 30.0m PC単純ポストテンション中空床版橋
田代第一トンネル 1996年10月 80.0m 施工:関組
田代第二トンネル 1998年9月 191.0m 施工:関組・長谷川組JV
田代第三トンネル 2002年5月 197.0m
瀧ヶ谷橋 1995年 40.0m 単純非合成鋼鈑桁橋
鷹巣谷橋 1999年12月 53.5m

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク





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