沖縄県の「みそ汁」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:38 UTC 版)
沖縄県の食堂には「みそ汁」というメニューがある。これは大きな丼に豚肉、ポーク(ランチョンミート)、ソーセージ、豆腐、かまぼこ、野菜類、鶏卵などが入った具だくさんの味噌汁で、特に「定食」と表記されていなくても、ご飯や香の物、時には副菜と共に供される。 なお、沖縄県のみそ汁では調理時に油を入れるのが普通であり、実に肉が含まれない場合はラードやマーガリンを加えるなどする。これは沖縄人好みの「あじくーたー(濃厚な味)」になると同時に、野菜を軟らかく煮るのに効果があるという。また豚肉、かまぼこ、こんにゃく、しいたけなどを白味噌仕立てにしたイナムドゥチや、魚汁(さかなじる)という魚(まるごと、あるいはぶつ切り)を実とした味噌汁などもポピュラーである。
※この「沖縄県の「みそ汁」」の解説は、「味噌汁」の解説の一部です。
「沖縄県の「みそ汁」」を含む「味噌汁」の記事については、「味噌汁」の概要を参照ください。
- 沖縄県の「みそ汁」のページへのリンク