水・灌漑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:54 UTC 版)
「京都丹波高原国定公園」の記事における「水・灌漑」の解説
ブナが生育する丹波高原は落ち葉が堆積した腐葉土に雨水が浸透し、石灰岩や花崗岩の地層・地盤に濾過されることで養分やミネラルを豊富に含んだ名水が湧き流れ出て、桂川や由良川へと注ぎ込む。右京区の桂川水系灰屋川支流が流れる武路谷が「武地谷水源の森」として水源の森百選に選ばれており、綾部市でも由良川水系に面した地域を「水源の里」として条例により保護と活用を両立している。 山国荘では古くから耕作のため桂川から用水路を引き込み、特に比賀江・中江・塔・辻・鳥居・下の六集落のために六ヶ井堰が設けられた。これをさらに細分岐して各戸に引き込み、滋賀県高島市の針江・霜降にみられる「川端(かばた)」と呼ばれる水場に似た「いとや」を構築した。
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