大湧水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 14:17 UTC 版)
「八ヶ岳南麓高原湧水群」の記事における「大湧水」の解説
大泉村は、1875年(明治8年)谷戸村と西井出村が合併する際に、両旧村の境界にあった泉川の水源「大湧水(だいゆうすい)」にちなんで名付けられた。大湧水は、地元では「泉さん」の愛称で親しまれている。この大湧水は海抜1060mの高原に位置し、一年中「毎分2.5トン」「水温10.0℃」と水量・水温に変化がなく、湧水量が一日4520トンと豊富なため、飲料水・灌漑用水・養魚場など多方面で利用されている。1933年(昭和8年)12月に大泉村湧水地を含め約7000坪を農林省に寄付し、現在は東京水産大学(現:東京海洋大学)に引き継がれ、この湧水を利用して渓流高級魚の生態を研究している。見学する場合は事前の申し込み(大泉総合支所地域振興課 TEL 0551-42-1463)が必要。
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