民政復帰と国政への参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:08 UTC 版)
「国民民主連盟」の記事における「民政復帰と国政への参加」の解説
2010年11月に軟禁状態を解かれたアウンサンスーチーの政治活動再開をめぐって政府との軋轢もあったが、2011年7月になってアウンサンスーチーとテイン・セイン大統領との対話が実現。国家の発展のために協力し合うことで合意し、政府側からはNLDの政党再登録を勧める意見が出された。その後、連邦議会で選挙関連法規が改正されることを受け、同年11月25日には政党としての登録を行い、2012年4月1日に行われたミャンマー連邦議会の補欠選挙(英語版)にアウンサンスーチーを含む44人の候補者を擁立。補欠選挙の結果は、上下両院(民族代表院(英語版)と人民代表院(英語版))でアウンサンスーチーを含む40人が当選するという大勝だった。 2015年11月に行われた総選挙において8割を超す議席を獲得し、与党・連邦団結発展党(USDP)に圧勝した。選挙の勝利にともなってNLDは新政権を担当することとなり、ティンチョーを新大統領に擁立した。新政権では党首のアウンサンスーチーが外務大臣、大統領府大臣、国家顧問(新設の職)を兼任し、政権の実権を握ることとなった。
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