民俗博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:54 UTC 版)
奈良県立民俗博物館は1974年(昭和49年)11月10日に開館した。奈良県(大和国)に暮らす人々がその風土の中で生み出し、改良工夫を重ねて伝えてきた生活用具など民俗文化財を通して生活文化を学ぶことができる博物館である。 常設展示は大和の生業をテーマに、県北西部に位置する奈良盆地の稲作、県北東部に広がる大和高原の茶業、県南部を占める吉野山地の林業をその代表として取り上げ、地域で伝統的に培われてきた仕事の様子が理解できる構成となっている。また2013年(平成25年)からは「昔のくらし」として、大正から昭和期の一般家庭の家の中をイメージした展示や、実際に道具に触ったりできる体験コーナーなども設置されており、急速に変化する時代にごく数十年前の普通の生活を伝える場として、小学校の団体見学などにも活用されている。
※この「民俗博物館」の解説は、「奈良県立民俗博物館」の解説の一部です。
「民俗博物館」を含む「奈良県立民俗博物館」の記事については、「奈良県立民俗博物館」の概要を参照ください。
「民俗博物館」の例文・使い方・用例・文例
- 民俗博物館のページへのリンク