母スマと娘あや
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 10:59 UTC 版)
母スマが70歳を過ぎて丸木位里・俊に勧められ絵を描き始め「おばあちゃん画家」として有名になった。一方娘あやは兄夫婦と母と画家達に囲まれていたわけだが自分が絵を描くなどとは思ってもいなかったが60歳で絵筆を取ることとなった。母スマは戦前は旧飯室村で船宿をしきりながら畑仕事という忙しい日々を送っていた。娘あやも夫が花火工場を経営、自らも美容師としての多忙な人生であった。娘あやが絵を描き始めたときにはすでに母は他界していた。 詳細は「丸木位里#生涯」を参照 この二人の苦難の半生の後に絵筆を取った稀有な人生を紹介した番組が、詩人アーサー・ビナードの進行でNHK日曜美術館で2008年9月7日に放送された。 母スマの作品も、素朴派と評され、2021年のベルナール・ビュフェ美術館「わしゃ、今が花よ 70歳で開花した絵心 丸木スマ展」等各地で展覧会を開き続けている。
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