死刑囚・小田島の病死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)
「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「死刑囚・小田島の病死」の解説
死刑囚として東京拘置所に収監されていた小田島は、日記を執筆し、ノンフィクション作家の斎藤充功に手紙として送っていた。身元引受人となった斎藤は、小田島の了承を得た上で、それらの内容を「死刑囚獄中ブログ」と題したブログ(管理人は斎藤とは別人。ウェブの方針など、より上位の判断をするのは比嘉健二)に、2007年10月の開設以来、掲載し続けていた。同ブログは2009年(平成21年)11月20日、『最期の夏 「マブチモーター事件」強盗放火殺人犯 死刑囚獄中ブログ』と銘打った書籍でミリオン出版から発売された。 フィリピン在住の息子が死刑執行を知ることのないよう、小田島死刑囚は2013年(平成25年)2月、東京家庭裁判所に対し、出生時の旧姓である「畠山」に改姓することを申し立てた。2013年6月には東京家裁で改姓が認められ、小田島は「畠山」姓に改姓した。 畠山死刑囚は2017年(平成29年)1月下旬に食道がんであることが判明し、自身の意思で東京拘置所内にて痛み止めなどにより症状を緩和する治療を受けていた。しかし2017年9月16日夜に容体が急変し、同日22時30分ごろに東京拘置所内で病死した(74歳没)。
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