歴代社長・総理事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:50 UTC 版)
明治以降の住友の経営は、広瀬をはじめとする大番頭(総理事)にまかされ、以後伊庭貞剛(第2代総理事)、鈴木馬左也(第3代総理事)といった名総理事に恵まれ、銀行、倉庫、保険など多方面に進出した。 その一方で住友家当主は、持ち株会社住友合資、住友本社の代表となり、「君臨すれども統治せず」といった経営分離の方式を貫き、次第に経営の中心からは身を引いて財閥統合のための象徴的存在へと変わっていった。 1877年(明治10年) - 広瀬宰平が住友家総理人となる。 1894年(明治27年) - 広瀬宰平が総理人を退任。伊庭貞剛が住友の諸事業を主宰。 1900年(明治33年) - 伊庭貞剛が第2代住友本店総理事に就任。 1904年(明治37年) - 鈴木馬左也が第3代住友本店総理事に就任。 1909年(明治42年) - 住友本店を住友総本店と改称。 1921年(大正10年) - 住友総本店を住友合資会社に改組。住友友純が社長に就任。 1922年(大正11年) - 中田錦吉が第4代住友合資会社総理事に就任。 1925年(大正14年) - 湯川寛吉が第5代住友合資会社総理事に就任。 1926年(大正15年) - 住友友成が住友合資社長に就任。 1930年(昭和05年) - 小倉正恒が第6代住友合資会社総理事に就任。 1937年(昭和12年) - 株式会社住友本社設立。住友合資会社は解散。住友友成が社長に就任。 1941年(昭和16年) - 古田俊之助が第7代住友本社総理事に就任。 1946年(昭和21年) - 古田俊之助が住友本社総理事を退任。
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