正保郷帳・国絵図とは? わかりやすく解説

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正保郷帳・国絵図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:25 UTC 版)

石高」の記事における「正保郷帳・国絵図」の解説

正保元年(1644年)、江戸幕府諸国の有力大名郷帳国絵図提出命じ慶安4年(1651年)頃までには上納がほぼ完了したとみられる正保郷帳正本現存しないが、郷帳写本副本等を含めて3336点が残存している。正保郷帳には田畑内訳含めた村高列記され、領知関係や、必要に応じて小物成高、寺社領高、荒地損害等の付記が行われている。また表高(拝領高、朱印高)に相当する本田高(本地高)の外に、新田高の併記もあるが、正保郷帳国高・郡高はあくまでも表高原則とする。また正保国絵図模写222点残存しており、郡別数、郡別・領分別石高等記載されているが、新田高は原則として記載されていない正保郷帳記載本田高に新田高を加算することで内高(実高)を算出することは可能であるが、本表ではあくまでも表高集計値を正保郷帳高として扱う。なお現存する正保郷帳分だけで新田高を合算して100万前後となり、表高内高解離がかなり進んでいたといえる。また正保郷帳・国絵図が残存していない旧国については、前後作成され郷村帳などから推計され石高掲載しており、今後の研究により数字が変わる可能性もある。

※この「正保郷帳・国絵図」の解説は、「石高」の解説の一部です。
「正保郷帳・国絵図」を含む「石高」の記事については、「石高」の概要を参照ください。

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