檜皮採取とは? わかりやすく解説

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檜皮採取

主名称: 檜皮採取
ふりがな ひわださいしき
認定区分 個人
種別 建造物
選定年月日 1999.06.21(平成11.06.21)
解除年月日
解説文:  檜皮採取の技術は、八〇年から一〇〇年生以上の立木から、樹皮である檜皮剥ぎ取る技術である。剥いだ檜皮一定の長さ切り揃え結束し檜皮葺業者引き渡すこのような檜皮採取の技術者原皮師【もとかわし】と呼んでいる。原皮師は立木下部からヘラ入れ順次上方にめくり上げ麻縄巧みに使って足掛かりとし、高い木では二〇メートル以上まで登り、皮を剥ぐ自由に木を登り降りし、木の上で皮を剥ぐには高度な技術熟練が必要である。
 檜皮葺仕上がり耐久性は、材料檜皮良否に負うところが大きく、檜皮採取は檜皮葺建造物保存に欠くことのできない重要な技術である。近年では後継者激減し現業者も高齢化著しいなどの理由により、檜皮採取量の減少を招くなど大きな問題となっており、早急に技術保存後継者の育成を図る必要がある
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建造物:  左官  建具製作  建造物模型製作  檜皮採取  畳製作  石盤葺  竹釘製作



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