横絞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:25 UTC 版)
横絞(よこじめ)はうつ伏せの相手の横について絞める技。腰絞の一種である。試合で極まるほとんどの腰絞は横絞である。上から回り込みながら絞める事が多い。 ブラジリアン柔術ではアナログ時計の針のように両者が回りながら絞めることが多いのでクロックチョーク (clock choke) と呼ばれる。 両腕の使い方を原形の送襟絞と同様にして絞める場合が多いが片手絞の様に相手の脚を内側か外側から掴んだり、下穿きの裾を掴んだり、片腕を相手の片腕に絡めながら手首を掴んで制したり、片肘を相手の自分側またはその反対側の側頭部に当てたりしながら絞めたりする場合も送襟絞に包含される。別名横送襟絞(よこおくりえりじめ)。 試合での実例 2017年全日本柔道選手権男子無差別級3回戦 ×原沢久喜(JRA) (0:38 送襟絞) 百瀬優(旭化成)○ 原沢はこの技で絞め落とされ敗れた。 グランドスラム・バクー2019女子48 kg級2回戦 ×近藤亜美(日本) (0:37 片手絞 (AJJF) 、送襟絞 (IJF) ) ガブリエラ・チバナ(ブラジル)○ IJFサイト映像 全柔連は片手絞としているが実際は送襟絞の一種横絞である。近藤は絞め落とされた。
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