標徴形質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 11:18 UTC 版)
2016年、ドラコラプトルの固有派生形質が確立された。 左右の前上顎骨歯はそれぞれ3本。基盤的な特徴である。 頬骨は前方に上顎骨へ伸びる薄い枝を持つ。 骨質の外鼻孔は大型で、下へ伸びる薄い枝。 恥骨は前方に向き、座骨よりも遥かに長い。 第IV足根骨は上側に突起を持つ。
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標徴形質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 03:47 UTC 版)
記載論文著者は以下の標徴形質があるとした。 前眼窩窓を取り巻く窪みがあり、前方の上顎窓がその窪みの大部分を占める。 上顎骨歯では後方の縁にのみ鋸歯状構造があり、その構造は非常に細かく、歯の先端に向かっている。 頸椎はやや後凹である。椎体は前面で凸であり、後方で窪んでいる。 前肢の鉤爪の特徴が一様でない。第1指の鉤爪は大型でかつ湾曲しているが、他の2つの鉤爪はより小型でかつ下側が真っ直ぐである。 脛骨の前面外側に、距骨の上部と接触する、高く狭い機能的な溝がある。しかし外側に位置する上行突起は低い。 アオルンは前上顎骨・前頭骨・鼻骨上の鶏冠を欠く点で、同地域から産出しているグアンロンと大きく異なる。またアオルンには高い外鼻孔と短い前方上顎突起もない。上顎窓は大きいが前上顎骨自体は短く、棒状の頬骨があり、上顎骨歯と歯骨歯の遠位カリナに細かい鋸歯状構造が密に並んでいる。頸椎の椎体は長く伸び、2本の含気孔がある。脊椎の神経棘は後方へ伸びていてかつ短い。恥骨は端で湾曲する。
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