様式と年表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 04:05 UTC 版)
後期ゴシック様式で、スペイン・ルネサンス建築様式にプラテレスコ様式が組み合わされている。1493年から建設が始まり、1517年に竣工した。 1701年頃に、家は改修、拡張され、ルア通りに面したファサードが造形された。それは後に大学関係者の獄舎、つまりはサラマンカ大学の牢舎になった。 1929年にスペインの国宝に指定された。 貝の家は、1967年にサラマンカ市に譲渡された。市とサンタ・コロマ伯爵エンリケ・デ・ケラルト・イ・ヒル・デルガドとの間に賃貸契約が交わされたが、その内容は、1年に金の硬貨1ペセタで、99年間賃貸するというものだった。1970年に契約を文化省に委任することが承認され、賃貸は継続した。 1993年以降、貝の家は長期間の修復を経た後、公立図書館として利用されている。 1997年、貝の家の所有者であるサンタ・コロマ伯爵エンリケ・デ・ケラルト・イ・チャバリは、税金の支払いの為に、この家をアンダルシア政府に譲渡した。 2005年、アンダルシア政府は現在の所有者である国と交渉の末、貝の家を国有の別の建物と交換した。
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