構造と展示内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 09:01 UTC 版)
「なぎビカリアミュージアム」の記事における「構造と展示内容」の解説
建物は上空から見るとTの字や十字に近い形状をしている。入口には大型のビカリアのモニュメントが飾られている。室内展示ホールを挟んだ両翼にはトイレ・事務室と視聴覚室があり、後者は映像展示『ぼくのビカリア日記』の上映や講義に利用されている。また、『地球カレンダー』という別の映像展示も開館20周年記念企画展で上映された。『地球カレンダー』はビカリアのうち月のおさがりにちなんだCGキャラクターが登場し、来館者に地球の歴史を1年に喩えつつ古生物や地球史を紹介する内容となっている。ツキノオサガリのキャラクターデザインは奈義町出身の漫画家岸本聖史が、声は竹内順子が担当した。また元林原自然科学博物館館長で岡山理科大学教授の石垣忍が映像を監修した。 室内展示ホールでは生態系のジオラマや分類群ごとの化石が展示されている。屋根に覆われた屋外展示エリアには化石の多産する地層を含む露頭が保存され、通路から眺めることができる。 発掘体験エリアでは来館者が実際に化石を掘り出すことができる。ビカリア以外ではカケハタアカガイ、トクナリヘタナリ、サクラガイなどの産出が報告されている。公式Webサイトではノコギリガザミ(カニ)のツメやワニの歯なども見ることのできる化石として紹介されている。
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