概要・機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 10:15 UTC 版)
「三菱・4A3型エンジン」の記事における「概要・機構」の解説
1993年9月における同社製のH30系ミニカ/ミニカトッポに初めて採用された。 基本構成は水冷直列4気筒。 当初は659ccの4A30型のみの構成だったが、のちに1,094ccの4A31型や台湾向け専用の1,198ccの4A32型など、様々なバリエーションが登場した。また、4A30型にはDOHC20バルブのインタークーラー付きツインスクロールターボ仕様や、SOHC16バルブのMVV(希薄燃焼)仕様が存在し、4A31型には同社のピスタチオ専用のDOHC16バルブのGDI仕様がそれぞれ存在する。もっとも、4A30型DOHC20バルブターボ仕様とSOHC16バルブMVV仕様は、排気ガス規制の強化やグリーン税制の適用などに対応することができなくなり、2002年以降に廃止された。なお、シリンダーブロックは鋳鉄製で、今日まで可変バルブ機構を採用したことがない。パジェロミニに搭載された4A30型は縦置きレイアウトであるため冷却ファンは軽自動車では非常に珍しいカップリング内蔵のベルト駆動ファンであった。 2002年迄生産のエンジンはクランクベアリングキャップがラダービームフレーム一体となっており、高剛性支持であった。
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