楽曲としての「喜びも悲しみも幾歳月」
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劇場映画版が公開された1957年(昭和32年)9月にコロムビアレコードよりリリース。 前述の通り、作詞・作曲は木下惠介の実弟である木下忠司、歌唱は若山彰。 本曲は『喜びも-』映像化の際、その全ての作品において主題歌として使用された。また、同じ木下惠介の手によるリメイク版『新・喜びも悲しみも幾歳月』(1986年)公開の際には、同じ若山の歌唱によって再録音・再リリースされた。 曲調がフォークダンスの定番曲『オクラホマミキサー』の短調のパートによく似ていることから、往年の名音楽バラエティ番組、日本テレビ『シャボン玉ホリデー』における植木等がメインのコント(お呼びでない…)のネタにも使われたことがある(詳細はオクラホマミキサーの項目を参照のこと)。奇しくも、植木は前述のリメイク版に出演し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞につながった。 コロムビア・トップ・ライトの六大学校歌の持ちネタで、「東大の歌」として使われた。 若山が本曲を歌唱するVTRは、特にこれまでなつメロ番組を多数放送してきたテレビ東京(旧・東京12チャンネル)に数多く保存されており、現在でも時折同局系にて放映される『昭和歌謡大全集』や『名曲ベストヒット歌謡』で度々紹介されている。
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