桟橋構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:17 UTC 版)
現在の建物は旧宮島町時代の1976年2月1日に完成した、鉄筋3階建て延べ約3200平方メートルの建物である。駅舎は神社の本殿を、桟橋は神社の回廊をそれぞれイメージして作られている。 建物そのものは廿日市市が管理しており、一つの駅舎の中にJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の乗場が同居している。改札及び桟橋は独立しているが、待合所やトイレなどは独立していない(後述)。 駅舎は建築時点での建築基準法は満たしていたものの、2009年に行われた耐震診断で震度6強で建物倒壊の危険性が高いと判定されている。ただし、厳島全域が国の「特別史跡及び特別名勝」の指定を受けており、建造物の改築など景観にかかわる現状変更には文化財保護法に基づく国の許可が必要なため、2011年から2か年かけて設計と国への申請を行い、2013年に耐震補強工事が開始された。
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