桜花賞のあと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 23:47 UTC 版)
レッツゴードンキはこのあと、優駿牝馬へ駒を進めた。桜花賞の勝ち方からレッツゴードンキへの評価は高まり、「史上14頭目の牝馬二冠達成なるか」という見方が増えていった。また、優駿牝馬の1週間前に行なわれるヴィクトリアマイルを廣崎の所有馬ストレイトガールが勝ったことで、馬主の廣崎には「2週連続GI優勝」の記録がかかると話題となった。こうして周囲の期待が高まるなか、廣崎はもし本当に勝ってしまうと大変なことになると、不安だったと述懐している。 最終的にレッツゴードンキは2番人気になった。岩田騎手や調教師によれば体調・状態は万全だったが、桜花賞の時とは違ってスムーズに走ることができず、10着に敗れた。馬主の廣崎は10着に敗れて「ホッとした」と述べている。 秋は3歳牝馬路線をすすんだ。ローズステークス(G2、1800メートル)4着のあと秋華賞(G1、2000メートル)に3番人気で臨むも、道中で折り合いを欠き17着に大敗した。このあと短距離路線に狙いを移しマイルチャンピオンシップ(G1、1600メートル)に出走、6着に終わった。掲示板には乗らない着順だったとはいえ、この年の年度代表馬となるモーリスから0.5秒差の結果に、梅田調教師は短距離の素質があると感じたという。 このあと、年末に行われる有馬記念出走馬選出のためのファン投票では20位(2万0447票)を獲得するも、出走はしなかった。
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