桜井梨穂子ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:51 UTC 版)
ある日純一は幼馴染である桜井梨穂子と一緒に帰ろうと誘われる。その様子を梨穂子の親友の伊藤香苗にからかわれてしまう。唯の幼馴染だからわかってほしいと思う純一。しかし幼馴染の頼みも無下にできず、その日は一緒に帰ることとなる。 数日後、茶道部の先輩である夕月琉璃子と飛羽愛歌にこたつを茶道部室まで運ぶように頼まれる。こうして茶道部室を訪れる純一。そこでも梨穂子の様子を気にして、先輩たちにからかわれてしまう。この一件以来、純一は茶道部室に遊びに行くようになった。 こうして梨穂子と接する機会が増えてきた純一。ある日親友の梅原正吉に梨穂子の事を聞かれる。梅原によると梨穂子は男子に人気があるらしく、彼氏でもできたのではないかと思い聞いてきたのであった。純一はいつも食べてばかりいる梨穂子の人気がわからない。それに疑問を抱く梅原に対して具体的な例を挙げる純一。しかし梅原に「幼馴染ってだけじゃ、そこまで気にして見ないだろ」と言われてしまう。純一は梨穂子とどうなりたいのかということに悩み始める。 ある日梅原と香苗さんの策略により、差出人が自分のラブレターが梨穂子に渡されたことを知る。純一は悪戯の種明かしをするにせよ、待ち合わせ場所に行かなければ可哀そうだと言い、梨穂子の元へ向かう。梨穂子と会った純一は自分の気持ちに整理が付かないものの、幼馴染という関係を一歩進めてみないかという提案をする。その提案に梨穂子もキスで答え、二人の関係は一歩前進した。 その後やきもちを焼いたり、梨穂子に迫る男子から梨穂子を守ったりと今までとは違う日常を過ごす二人。そして純一は梨穂子をクリスマスデートに誘い、梨穂子もそれを快く承諾した。 クリスマスイブ、二人は街に出る。しかし人の多さからあまり楽しめずにいた。そんな時ケーキを見て無邪気に笑う梨穂子を見て、純一は家でパーティをすることを提案。それに大賛成した梨穂子とパーティ用の食べ物と飲み物を買って帰る。家に帰ると家族は出掛けており、二人だけでクリスマスパーティが行われる。その後純一の妹、美也も帰ってきて、三人で楽しいパーティが行われた。夜も遅くなってきたところで、帰る梨穂子を送る純一。その帰り道サンタの思い出話をする梨穂子。その中で長年の想いを純一に伝えようとする。ようやく自分の気持ちに気づいた純一は梨穂子の言葉を遮り、自分から梨穂子に告白する。梨穂子も純一が好きだと答え、二人はキスをする。こうして梨穂子の長年の想いは聖なる夜に実ったのであった。
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