栗本慎一郎との関わり
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科学者とは何か、大学とは何かと考えていたポスドク時代に、『週刊朝日』に連載された栗本慎一郎の「間違いだらけの大学選び」を読んで関心を持ち、1993年に栗本慎一郎自由大学に入学した。伊勢が自著の題名に用いた「快感進化論」は元々、栗本の『パンツを捨てるサル』での造語であった。栗本はそもそも、経済人類学者カール・ポランニーの市場社会論の延長で、「非市場社会から市場社会への転換は生物進化であった」という仮説として快感進化論を提起したが、伊勢の著書は経済問題には軽く触れる程度であり、カールの弟の物理化学者で科学哲学者のマイケル・ポランニーについては人名索引に10個以上もページ番号が並ぶのに対して、カールについては全く触れていない。自著『快感進化論』は「栗本ミーム」の複製だ、と付録で述べている。栗本も前書きとして解説文を寄稿している。
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