柴崎信三
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柴崎 信三(しばさき しんぞう、1946年[1] - )は、日本のジャーナリスト、著述家。
経歴
1969年、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業して、日本経済新聞社に入社した[1]。社会部記者、編集委員、文化部長、日本経済新聞論説委員兼編集委員などを歴任する[1]。2007年に退社した[1]。
退社後、ジャーナリストと美術方面での著作活動のほか、獨協大学、白百合女子大学、文化学園大学で美術文化や比較社会史などを講じた[1]。
大学設置・学校法人審議会、著作権審議会各委員、国立大学法人筑波大学経営協議会委員、学校法人獨協学園理事、独立行政法人国民生活センター理事などを務めた[要出典]。
主な著作
- 『魯迅の日本 漱石のイギリス』日本経済新聞出版社、1999年
- 『絵筆のナショナリズム フジタと大観の〈戦争〉』幻戯書房、2011年
- 『パトリ〈祖国〉の方へ:一九七〇年の<日本発見>』ウェッジ、2013年
- 『〈日本的なもの〉とはなにか:ジャポニスムからクールジャパンへ』筑摩書房〈筑摩選書〉、2015年
- 『絵画の運命:美しきもの見し人は』幻戯書房、2020年
- 『三島由紀夫という迷宮』草思社、2025年9月
賞歴
- 菊池寛賞(連載企画『サラリーマン』、団体受賞、1984年)[2]
- 新聞協会賞(連載企画『美の回廊』、代表受賞、1992年)[3]
- 草思社 文芸社大賞2024(評論『三島由紀夫という迷宮 〈英雄〉を夢みた人』 、2025年)
外部リンク
- 柴崎信三のページへのリンク