林床の動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 06:53 UTC 版)
「アフターマンの生物一覧」の記事における「林床の動物」の解説
落葉樹林の地表付近に棲む、昆虫やミミズなど、あるいは小動物を食べる動物たちである。 テスタドン:アルマトエキノス・イムペネトラビリス (Testadon :Armatechinos impenetrabilis ) ハリネズミの子孫で、背中にあった刺は多数の板が蛇腹状につながった鎧へと変化している。体を丸めると、蛇腹が伸びて球状になった鎧が体を完全に覆う。プレデター・ラットの牙でもこの鎧を破ることは出来ない。 タスクト・モール:スカルプロデンス・タルピフォルメ (Tusked mole :Scalprodens talpiforme ) モグラに近い動物の子孫。体型も現在のモグラに似ているが、斜め前に突き出した2本の牙と幅の広い尾が特徴。牙と前肢でトンネルを掘り、主に地中の虫などを食べているが、地上の小動物などを食べることもある。その時は地面すれすれで待ち伏せ、獲物の足音がすると腹の下に畳んでいた尾を急に伸ばしてその勢いで地表に飛び出す。 オークリーフ・トード:グリマ・フロンディフォルメ (Oakleaf toad :Grima frondiforme ) カエルの一種で、背中が落葉樹の葉そっくりのヒダ状になっている(色も落ち葉と同じ)。舌がミミズのように細長く、これで小動物を誘き寄せて食べることもある。 ある種の寄生虫は、オークリーフ・トードを中間宿主としている。この寄生虫は最初の宿主である甲虫をオークリーフ・トードが食べることでその体内に入り、成熟すると緑色の色素を分泌する。これによってオークリーフ・トードの背中のヒダは緑色に変わり、保護色の役目を果せなくなって寄生虫の最終宿主であるプレデター・ラットに捕食される。
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