松沢秀章
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松沢 秀章(まつざわ ひであき、1953年 - 2006年12月21日)は日本の牧師(補教師)、親友のアーサー・ホーランド宣教師と共に元暴力団組員による伝道団体ミッション・バラバやバイク愛好者のグループであるザ・ロード・エンジェルスを創設した。所属教団の基督兄弟団のみならず、超教派の様々な聖会で講師を務めた説教家でもあり。詩人としても活動した。
注釈
- ^ 小林廉直は、日本ホーリネス教会の中田重治のホーリネス・リバイバルを経験した牧師であったので、「日本に必要なのはリバイバルである」と言っていた。松沢のその影響で、ジェリコ・ジャパンなどのリバイバルのための集会等で活動した。(松沢 1995, pp. 10)
- ^ 当時は、早天祈祷会、午前中の授業の後、作業と祈りをする神学校であった。(松沢 1995, pp. 12)
- ^ 成増教会以外にも、東京グレースチャペル、Adam's Rib Chapelなどの牧師を務めていた。(ホーランド 2002, pp. 202)
- ^ ミッションバラバのメンバーの鈴木啓之、金沢泰裕が牧師になるために松沢とホーランドが協力する。鈴木、金沢の教会にも協力して、暴力団員が牧師であるということの偏見と闘う。(ホーランド 2002, pp. 188-195)
- ^ 夜は講演会を持ち、昼間はバイクで旅をしながら、各地のバイカーと連絡を取りながらの伝道旅行を行った。(ホーランド 2002, pp. 218-223)
- ^ アーサー・ホーランドは、利重の依頼で、主人公高太郎とクロエの結婚式を司式する牧師役で出演する。松沢も利重に懇願して、主人公がアルバイトをする花屋の店主役で出演することになる。出演した主人公の高太郎が、クロエを亡くして落ち込んでいる時に、アルバイト先の花屋の店主役。店の外で休憩中に、高太郎にたばこをすすめるというラストシーンで登場している。(ホーランド 2002, pp. 310)
- ^ 知人女性は10年以上前から、松沢牧師に子供の問題を相談しており、夫には事前に松沢に会うことを伝えていた。事件後の週刊新潮の記事では不倫を否定している。未成年時代の薬物使用によるフラッシュバック現象が、ホテルでのカウンセリングの最中に、突然起きて半狂乱状態になり、松沢を止めようとした付き添いの女性を窓から突き落とし、自分も窓から誤って転落たと結論付けられたと言われている(お気楽読書日記:1月、2017年5月16日閲覧)。
- ^ 「主の御名を汚し、諸教会及び皆様に大きな痛みと憂いを与える結果となりましたことを、主と諸教会、皆様に深くお詫びするとともに、衷心よりおゆるしを乞う次第です」と述べているが、具体的に、松沢の名前や教会名や事件の内容についてはまったく触れられていなかった。(主イエス・キリストにある諸教会及び主にある皆様へ,2006年12月27日基督兄弟団理事会,2017年6月2日閲覧)
- ^ 「悔い改めをもって臨む所存でおります」と謝罪をしている。事件については警察の捜査に任せるとして触れられていないが、教団と成増教会における事態収拾のために人事を教会名・個人名を伏せて発表し、教団・教派を超えた支援を求めている(主イエス・キリストにある諸教会及び主にある皆様へ,2007年4月20日基督兄弟団理事会,2017年6月5日閲覧)。
出典
- ^ (ホーランド 2002, pp. 200)
- ^ (ホーランド 2002, pp. 197)
- ^ (ホーランド 2002, pp. 202)
- ^ (ホーランド 2002, pp. 206)
- ^ (ホーランド 2002, pp. 317)
- ^ 「クリスチャン新聞」2008年5/20
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