松本駅 - 南小谷駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:19 UTC 版)
優等列車として新宿方面から特急「あずさ」が定期または臨時で、名古屋方面から特急「しなの」が臨時でいずれも白馬駅または南小谷駅まで直通運転されている。しかし、1997年10月1日の北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間の先行開業後は、それまで中央東線・大糸線を利用していた首都圏 - 北アルプス地域間の旅客が、新幹線と路線バスを長野駅で乗り継ぐルートに移行し、以降は新宿方面からの直通列車は減少傾向にある。ただし、冬季は中央東線沿線からのスキー客輸送で一定の需要はある。このほか、急行「アルプス」のダイヤを引き継いだ夜行の快速「ムーンライト信州」も臨時で運転されていたが、2019年3月以降、使用車両である189系の廃車に伴い、運転されていない。 普通列車は松本駅 - 信濃大町駅間と、それに接続する信濃大町駅 - 南小谷駅間の列車が主体であり、1日2往復が松本駅 - 南小谷駅間を直通する。朝夕には松本駅 - 穂高駅・有明駅間の区間列車も運行されている。一部は松本駅から篠ノ井線やさらに先の中央本線へ乗り入れ、塩尻駅や岡谷駅(辰野支線辰野駅経由含む)・上諏訪駅・富士見駅まで直通する列車もある。朝や夜間一部列車は快速運転を行っている。 なお、松本駅 - 南小谷駅間ではE127系100番台によるワンマン運転が行われており、信濃大町駅 - 南小谷駅間については全列車がE127系100番台によるワンマン運転となる。 運行本数は松本駅 - 信濃大町駅間で1時間に1 - 2本程度、信濃大町駅 - 南小谷駅間は3時間以上運行のない時間帯がある。 2010年10月2日からはHB-E300系による臨時列車「リゾートビューふるさと」が篠ノ井線直通で長野駅 - 南小谷駅間に運転されている。
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