東名高速との比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:38 UTC 版)
中央自動車道と同様に東京と名古屋を結ぶ高速道路のひとつに東名高速道路がある。距離もほぼ等しく(中央道の高井戸IC - 小牧JCTが344 km、東名高速の東京IC - 小牧JCTが340 km)、中央道と東名高速とは相互に代替する機能を担っている。東名集中工事が行われる際は、NEXCO中日本のウェブサイトやSA・PAの各施設で中央道への迂回を促すメッセージが掲載され、料金調整も行われる。 一方で、次のような点から、中長距離輸送には東名高速が利用される傾向にある。 東名高速が神奈川・静岡県境付近を除いて比較的平坦なルートを通ることに対し、中央道は東京都、愛知県、甲府盆地、および伊那谷の区間を除くほぼ全区間で山地部を通るためカーブや勾配(坂)、長大トンネルが多い。 冬季になると、中央道では雪によるチェーン・冬用タイヤ規制や通行止めがたびたび発生する。 中央道は起点の東京側でも大部分が4車線区間であり、この区間の通過に3時間以上かかる大渋滞をしばしば引き起こす。 東名高速の速度制限状況と比べ、中央道では東京都の一部区間を除き制限速度が80 km/h以下である。 新名神草津JCT以西から東京方面へ向かう場合、(その逆の場合含む)中央道経由よりも大幅に時間が短縮される場合がある。
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