本格的なソロ活動開始とマイペースな音楽活動没頭(1996年 - 1998年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:27 UTC 版)
「相田翔子」の記事における「本格的なソロ活動開始とマイペースな音楽活動没頭(1996年 - 1998年)」の解説
Wink活動停止直後の2年間は、マイペースな音楽活動に没頭した時期である。解散の際に1人では何もできないと感じて引退も決意していたが、事務所にそれを伝えたら、相田には作詞と作曲があるではないかと言われて思いとどまった。この時期の音楽活動の成果は、全曲自作曲による2枚のソロ・アルバム『JÓIA』(1996年5月25日)と『Luz』(1997年5月25日)に結実される。 この時期、自分自身と向き合い、安らげる音楽を求めて模索を続けながら、辿りついたのはボサノヴァであった。ボサノヴァ界の大御所として知られるセルジオ・メンデスやベン・ウィットマンのプロデュースを得た『JÓIA』は、ボサノヴァ風のサウンドを基調とする本格的なアコースティック・サウンドを目指したかなりの意欲作である。しかし、これらのアルバムは必ずしも一般受けするものとはいえず、商業的な成功を収めることはできなかった。この時期の活動について、本人はアーティストであることにこだわり過ぎていたという。そして「表現者である限り、恥をかいてもいいから、もっとありのままの自分を表に出していこう」と決心する。この強い決意がバラエティ番組等への進出への大きなターニングポイントとなる。
※この「本格的なソロ活動開始とマイペースな音楽活動没頭(1996年 - 1998年)」の解説は、「相田翔子」の解説の一部です。
「本格的なソロ活動開始とマイペースな音楽活動没頭(1996年 - 1998年)」を含む「相田翔子」の記事については、「相田翔子」の概要を参照ください。
- 本格的なソロ活動開始とマイペースな音楽活動没頭のページへのリンク