木村黙老(1774年 - 1857年)
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讃岐国高松藩家老。諱は亘・通明。松平頼恕に仕え藩財政再建に功績を挙げた政治家であるとともに、和漢の学問に通じて多数の著作を残し、また「俗な文学」である歌舞伎や戯作の愛好者でもあった。馬琴との間では、小説作法などについての応答を交わし、書籍を貸しあう仲であった。馬琴の『近世物之本江戸作者部類』の執筆(1833年 - 1834年)は黙老からの依頼がきっかけで、『作者部類』に記載された「風来山人」こと平賀源内(1728年 - 1780年。高松藩出身)についての情報の一部は、黙老の随筆集『聞まゝの記』から移されたものである。
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