木庭顕とは? わかりやすく解説

木庭顕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 09:42 UTC 版)

木庭 顕(こば あきら、1951年[1] - )は、日本法学者。専門はローマ法[1]東京大学名誉教授[1]

経歴

東京都三鷹市出身。1974年東京大学法学部卒業[1]、東京大学法学部助手。1978年、同助教授1991年東京大学大学院法学政治学研究科助教授(大学院重点化に伴う配置換え)。1992年、同教授2017年、東京大学定年退職、同名誉教授

フェルディナン・ド・ソシュールクロード・レヴィ=ストロースなどの構造主義マルセル・モースらのフランス人類学などの観点からデモクラシーおよびローマ法の成立過程を分析している。

主な受賞歴

著作

単著

  • 『政治の成立』(東京大学出版会1997年
  • 『デモクラシーの古典的基礎』(東京大学出版会 、2003年
  • 『法存立の歴史的基盤』(東京大学出版会、2009年
  • 『ローマ法案内-現代の法律家のために』(羽鳥書店 、2010年勁草書房2017年
  • 『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店 、2011年みすず書房2018年
  • 『笑うケースメソッド 現代日本民法の基礎を問う』(勁草書房、2015年
  • 『法学再入門 秘密の扉 民事法篇』(有斐閣2016年
  • 『笑うケースメソッドⅡ 現代日本公法の基礎を問う』(勁草書房、2017年
  • 『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018年
  • 『誰のために法は生まれた』(朝日出版社2018年
  • 『笑うケースメソッドⅢ 現代日本刑事法の基礎を問う』(勁草書房、2019年
  • 『人文主義の系譜 方法の探究』(法政大学出版局、2021年)
  • 『クリティック再建のために』(講談社選書メチエ、2022年)

翻訳

  • アルナルド・モミッリャーノ『モミッリャーノ 歴史学を歴史学する』(編訳、みすず書房、2021年)
  • 『トゥーキュディデースとホッブズ 真のリアリズムを求めて』(編訳、みすず書房、2022年)

脚注

  1. ^ a b c d e 木庭顕”. みすず書房. 2025年3月28日閲覧。
  2. ^ 朝日賞 2001-2018年度”. 朝日新聞社. 2023年1月3日閲覧。

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