木庭顕
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木庭 顕(こば あきら、1951年[1] - )は、日本の法学者。専門はローマ法[1]。東京大学名誉教授[1]。
経歴
東京都三鷹市出身。1974年、東京大学法学部卒業[1]、東京大学法学部助手。1978年、同助教授。1991年、東京大学大学院法学政治学研究科助教授(大学院重点化に伴う配置換え)。1992年、同教授。2017年、東京大学定年退職、同名誉教授。
フェルディナン・ド・ソシュール、クロード・レヴィ=ストロースなどの構造主義、マルセル・モースらのフランス人類学などの観点からデモクラシーおよびローマ法の成立過程を分析している。
主な受賞歴
著作
単著
- 『政治の成立』(東京大学出版会、1997年)
- 『デモクラシーの古典的基礎』(東京大学出版会 、2003年)
- 『法存立の歴史的基盤』(東京大学出版会、2009年)
- 『ローマ法案内-現代の法律家のために』(羽鳥書店 、2010年/勁草書房、2017年)
- 『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店 、2011年/みすず書房、2018年)
- 『笑うケースメソッド 現代日本民法の基礎を問う』(勁草書房、2015年)
- 『法学再入門 秘密の扉 民事法篇』(有斐閣、2016年)
- 『笑うケースメソッドⅡ 現代日本公法の基礎を問う』(勁草書房、2017年)
- 『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018年)
- 『誰のために法は生まれた』(朝日出版社、2018年)
- 『笑うケースメソッドⅢ 現代日本刑事法の基礎を問う』(勁草書房、2019年)
- 『人文主義の系譜 方法の探究』(法政大学出版局、2021年)
- 『クリティック再建のために』(講談社選書メチエ、2022年)
翻訳
- アルナルド・モミッリャーノ『モミッリャーノ 歴史学を歴史学する』(編訳、みすず書房、2021年)
- 『トゥーキュディデースとホッブズ 真のリアリズムを求めて』(編訳、みすず書房、2022年)
脚注
関連人物
- 片岡輝夫
- アルナルド・モミリアーノ
- エットーレ・レポーレ
- エミーリオ・ガッバ
固有名詞の分類
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