木慢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 09:58 UTC 版)
木慢(もくまん)は、戦国時代の日本において用いられた攻城戦用の移動式大盾。慢は幔の転か。
- ^ 『歴史人 5 2013 №32』 p.97
- ^ 『歴史人 5 2013』 pp.14 - 15
- ^ 下部に車輪を有した盾を「車楯(くるまだて)」といい(『広辞苑 第六版』 岩波書店)、「車竹束」や「車井楼( - せいろう)」(『軍法極秘伝書』に記載がある)など、多くの車盾が考案されている。
- ^ 狭間付きで、攻撃を防ぎつつ射撃も可能で、攻防を両立した進軍が可能に加え、倒して木材を置き、城門を破るのにも使用された多用途の盾攻城兵器。参考・『歴史人 5 2013』 p.95
- ^ 転盾と同様、狭間付き。車輪は横に移動しながら攻撃を加える用途で設計されているが、縦向きにして、中に巨杭を乗せる事で、門を破る「亀甲」という兵器に変わる多用途盾攻城兵器。亀甲と同様の兵器は、東西問わず存在し、西洋では破城槌、中国では衝車という。参考・『歴史人 5 2013』 p.97
- ^ 従って、槹木の盾は、外観こそ木慢に似ているが、分類上、「持盾」でも「置盾」でも「車盾」でもなく、「吊り下げるタイプの盾」といえる。
- 1 木慢とは
- 2 木慢の概要
木慢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 15:48 UTC 版)
木慢:中国や日本の戦国時代に使用された台車と盾を組み合わせた攻城兵器。
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