有料特急専用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:27 UTC 版)
有料特急としては、大手私鉄では東武鉄道「スペーシア」や小田急電鉄「特急ロマンスカー」、西武鉄道「レッドアロー」、京成電鉄「スカイライナー」、名古屋鉄道「ミュースカイ」(名鉄特急)、近畿日本鉄道「アーバンライナー」(近鉄特急)、南海電気鉄道「ラピート」、の様に観光地や空港を結ぶ路線の場合にはその会社の顔として特急形車両を保有している。 大手私鉄以外では、観光地を抱える一部の地方私鉄で優等列車用に使用する車両を保有するケースが見られる。長野電鉄では日本車輌形ロマンスカーと呼ばれる車両を導入し特急運用にあたっていたが、経年を迎えたことにより小田急電鉄・JR東日本の譲受車によって置換えられ、結果としてグレードアップが計られている。 第三セクター鉄道ではJRと直通特急列車を運行している京都丹後鉄道・智頭急行・土佐くろしお鉄道が保有している。土佐くろしお鉄道はJRとの同形車を保有し、京都丹後鉄道と智頭急行は自社発注車を保有している。過去には北越急行もJR西日本681系・683系の同型車を保有していたが、2015年3月のダイヤ改正でJR西日本へ譲渡している。 私鉄初の特急用車両とされる新京阪鉄道P-6形電車 初代ロマンスカー車両の小田急3000形電車
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