有人宇宙機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 18:10 UTC 版)
詳細は「宇宙船」を参照 カプセル型宇宙船 使い捨てを前提とする有人宇宙機。米国、ロシア(ソ連)、欧州、中国など広く用いられている。ロシア(ソ連)のソユーズや米国のアポロ司令・機械船などに代表される。米国では、一時期スペースシャトルが用いられるようになるとカプセル型が用いられなくなったが、その後シャトルはコストや安全性の問題により廃止、カプセル型が再評価されオリオンが選択されるようになった。 なおカプセル型宇宙船は元々は使い捨てを前提としていたが、2000年代以降に設計されたオリオンやドラゴン2ではカプセル型であっても再使用を行っている。 宇宙往還機 地上と軌道上とを繰り返し往復する有人宇宙機(宇宙船)。あるいはLVやブースターを合わせたシステム全体をそう呼ぶこともある。システムの全体または一部の再使用を前提としており、一般に帰還時のための翼を備える。「再使用型宇宙往還機」(RLV)、「再使用型宇宙輸送システム」などとも呼ばれる。米国のスペースシャトルが代表的。狭義には、スペースプレーンは含まない。ブースターを用いない単段式宇宙往還機 (SSTO) も研究されているが、技術的な面で課題が大きい。 宇宙ステーション 長期間滞在するためのもので、一般に、惑星や衛星近傍の軌道上におかれる。
※この「有人宇宙機」の解説は、「宇宙機」の解説の一部です。
「有人宇宙機」を含む「宇宙機」の記事については、「宇宙機」の概要を参照ください。
- 有人宇宙機のページへのリンク