最初の構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:45 UTC 版)
明治4年8月14日(1871年9月29日)、工部省の10寮1司の一等寮として工学寮が創設され、初代工学頭は工部少輔の山尾庸三が勤め、官職技術者の養成を目的とした。中心事業は実践的技術者養成のための工学校を開校・運営することで、当初の構想では工学校は小学校(スクール)と大学校(カレッジ)から構成されるはずだった。エドモンド・モレルがイギリスから教員を招聘し、山尾が測量司雇いのイギリス人技術者に組積造の小学校校舎建設を進めさせ、1872年初秋に小学校を開校する予定だったが、モレルの急逝により頓挫。
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