景品表示法施行 : 中心部における大型店と商店街の対立
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景品表示法への仙台での対応は詳細不明だが、1963年(昭和38年)と1964年(昭和39年)の初売りは1月3日に変更となった。 1960年代の仙台ではスーパーマーケットが急増し、エンドーチェーン仙台駅前店のような大型店も開店した。また、藤崎・三越・丸光の3つの百貨店が増床競争を繰り広げ、東一番丁に続いて中央通り(大町・新伝馬町・名掛丁)もアーケード街となった。このような流通競争の中で初売りは、1965年(昭和40年)には1月2日に戻されることになった。 1973年(昭和48年)の年末から始まるオイルショックにより日本の高度経済成長は終焉を迎え、1974年(昭和49年)は不景気の中で狂乱物価に見舞われた。1975年(昭和50年)から初売りは再び1月3日に変更された。これは労働者福祉が理由とされるが、東北新幹線の建設開始で十字屋仙台店、ダイエー仙台店、ジャスコ仙台店(現・仙台フォーラス)と、大型店が続々進出する状況への対抗という面もあったとされる。
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