昭和天皇のお手植え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:14 UTC 版)
1947年11月、昭和天皇が富山県へ戦後行幸を行った。その際、天皇は林業に関心を示し、富山県細入村(現:富山市西笹津)の高山本線沿いの斜面でタテヤマスギの植樹を行った。それまで天皇による公式行事での植樹は、枯死した際に責任が関係者に及ぶことを危惧し忌避されていたが、「そんな時代でもないであろう」ということとなり、全国で初めて行われることとなった。これが契機となり全国植樹祭への出席、「お手植え」に結び付いている。その後、1958年10月に開催された富山国体、1969年5月に開催された全国植樹祭で富山県に再び行幸した際には、高山本線で運行されたお召列車の車窓から自ら植えたスギを眺めている。この場所は、2019年現在も地域住民ら有志の手により管理が行われている。
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