昭和天皇について
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推理作家の松本清張は『昭和史発掘』において、清原の重要な証言を引用している。 それは「文藝春秋」1986年3月号の生き残りの決起将校の全員集合の座談会で述べられている。 清原「本庄侍従武官長が天皇に上奏してその御内意をうけたらそれを侍従武官府を通して中橋中尉に連絡する。わが歩兵第3連隊が堂々と宮城に入り昭和維新を完成する。これがあらかじめ組んだプログラムですよ」。「宮城に入った赴援部隊が実弾をもたなかったというのもそれです。」「(中略)所が陛下に叱られて本庄さんが動けなくなった。陸相や真崎さんは、待てど暮らせど本庄さんから連絡がないから、自分の方から動けない。」「昭和天皇の怒りが全ての計画をホゴにしたことはあきらかです。」
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