映画「ドクター・ドリトル」における設定
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「ジョン・ドリトル」の記事における「映画「ドクター・ドリトル」における設定」の解説
20世紀フォックスの製作で1998年に公開された映画『ドクター・ドリトル』と2001年に公開された続編『ドクター・ドリトル2』はロフティングが原作者としてクレジットされているものの、エディ・マーフィが演じる主人公の名前が「ジョン・ドリトル」で職業が獣医師であることを除いては以下のように、原作とは全く異なる設定である。 この映画の主人公、ジョン・ドリトルはイギリス人でなくアフリカ系アメリカ人で、舞台はヴィクトリア朝のイギリスでなく現代のアメリカ合衆国・サンフランシスコである。この映画のジョン・ドリトルは原作のように独学で動物語を習得した訳ではなく、動物と話せるのは少年時代から自然に身に着けていた特殊能力とされている。独身ではなくリサという夫人がおり、カイラ・プラット(英語版)が演じる娘のマヤ・ドリトルも父の能力を受け継いでいる。劇場映画2作品の続編として製作されたオリジナルビデオの『ドクター・ドリトル3』『ドクター・ドリトル4』『ドクター・ドリトル ザ・ファイナル』ではマヤが主人公になっており、ジョンは登場しない。 ユニバーサル・ピクチャーズ製作・2020年公開の映画『ドクター・ドリトル (2020年の映画)』では、ロバート・ダウニー・Jrがジョン・ドリトルを演じた。ヴィクトリア女王の権限で、イギリス国内に作られた動物保護区を居住地として与えられ、動物たちと暮らしている。リリーという夫人がいたが、彼女は独りで行った冒険で事故死しており、そのためジョンは人との関わりを断って引き篭もっている、という設定である。
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