明治政府編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:17 UTC 版)
明治2年(1869年)年11月に明治新政府へ出仕した栄一は、大隈や伊藤博文らから問題山積の内情を知らされることとなる。そこで民部・大蔵省内に改革のための専門部署「改正掛」を設立し、静岡から呼び寄せた旧幕臣・杉浦穣らとともに新通貨発行、地租改正、版籍奉還、郵便制度などを次々と実行する。また、経済の新たな仕組みを導入するため、三井組・小野組による合同銀行を設立する。喜作や惇忠を政府に誘う一方で、三井組番頭・三野村利左衛門や西郷隆盛の言葉から高所から物を言う官僚の立場に疑問を持ち、民間に下ることを決意。大隈に代わり上司となっていた井上馨とともに栄一も辞表を提出する。
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