明治大学への推薦入試
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 20:02 UTC 版)
「明治大学付属明治高等学校・中学校」の記事における「明治大学への推薦入試」の解説
明治大学へ、明治大学推薦基準を満たし、かつ、希望すれば推薦される。いわゆるエスカレーター方式の内部進学とは異なる。推薦基準は、履修・修得単位数の下限や、推薦行動評価が「良」以上であること、60点以上程度の推薦成績などがある。生徒の志望や適性に基づいて推薦され、英検やTOEICのスコアや高大連携講座の成績、小論文の評価も点数化され、加味される。(2013年度以降は英検二級以上・TOEIC450点以上の両方の取得が推薦基準において必要となり、取得出来なかった場合には推薦基準が70点となる。) 明治大学への合否は、事実上推薦されるか否かの段階で決まる。ごく稀に例外は存在するが、推薦された生徒は、毎年全員が合格している。 推薦枠は、他の系属校(明治大学付属中野中学校・高等学校および明治大学付属中野八王子中学校・高等学校)よりも多い。生徒数以上の推薦枠がある為、殆どの生徒が志望学部に進学する。 推薦入学試験は、書類選考や面接によって行われる。 推薦制度の弊害として、明治大学から一部の付属校出身学生の英語力や学習意欲を問題視する声もあがった。また、第一志望の学部に推薦されなかった生徒は、他大学を受験するための学習や情報を有していないケースが多く、已む無く第二志望、またはそれ以下の学部へ進学する場合がある。さらに、付属校であるということから、他大学への関心が低くなるため、進路選択の範囲が狭まってしまうこともある。 明治大学農学部では、自己推薦入試を行っており、通常の付属校推薦の権利を保持したままでの受験が可能となっている。
※この「明治大学への推薦入試」の解説は、「明治大学付属明治高等学校・中学校」の解説の一部です。
「明治大学への推薦入試」を含む「明治大学付属明治高等学校・中学校」の記事については、「明治大学付属明治高等学校・中学校」の概要を参照ください。
- 明治大学への推薦入試のページへのリンク