旺文社の決断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 09:00 UTC 版)
『Jランド』の政策的失敗で早期にA&G強化へ舵を切りたいという文化放送側の事情に加え、旺文社内部でも第2次ベビーブーム世代の大学進学が一巡し本格的な少子化時代を迎える中で、リスナーの絶対数が減るとともに「アルシェ」の売り上げも先細りになると判断、番組の将来を悲観する向きが広がった。この時旺文社では、近い将来にその可能性が迫っていた大学全入時代が現実化すれば、受験生の番組に求めてくるレベルも多様化し既存のスタイルでは対応できなくなるというところまで視野に入れていた。 「大学全入時代#概説」も参照 こうして文化放送と旺文社、両社の利害が一致してついにラ講はAM・FM局での放送終了が決まる。『Jランド』『ラ講』共に、1995年(平成7年)4月2日の放送をもって番組終了、43年の放送にピリオドを打った。
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