旧日本軍における司法官の地位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 00:08 UTC 版)
「法務官 (日本軍)」の記事における「旧日本軍における司法官の地位」の解説
法務官は、軍の中では高等官という高い地位にはあったが、文官であるために他の軍人と比べて一段低い扱いをされることが多かった。また、文官であるため軍装も普通とは異なり、軍帽の鉢巻部分・襟章・肩章等は白色であったために一般市民に奇異の目で見られることや、治安の悪い宿泊地へ行っても武器の携帯は許されなかった。 また、北博昭は陸軍省における法務局の存在を、歩兵騎兵など戦闘兵科や憲兵など戦闘支援兵科とも異なる支援勤務機関と称すべき地味な部局だったと評している。
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