旧基本編成用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:31 UTC 版)
「JR北海道785系電車」の記事における「旧基本編成用」の解説
1990年(平成2年)に製造された、4両編成を組む車両である。各形式とも、5両 (1 - 5) が日立製作所で製造された。2002年にモハ784形500番台(後述)を1両組み込み、以後は5両固定編成で運用されている。 クモハ785形0番台 運転台と主電動機を装備する制御電動車 (Mc) で、サハ784形 (TA) とMTユニットを組む。他は付属編成の100番台と同一の仕様である。定員は60名である。運転台には721系と同様の左手操作式ワンハンドルマスコンおよび単色表示プラズマディスプレイ(PDP)のモニタ装置を装備する。車掌業務も行えるよう、車掌スイッチ及び車内放送装置が設置されている。 サハ784形 電力供給設備をもつ付随電源車 (TA) で、クモハ785形・モハ785形とMTユニットを組み、同車に電力を供給するための主変圧器・パンタグラフを装備する。車内には共用トイレ(洋式)・男子小用トイレを設け、後位の客用扉は幅 930 mm の広幅としている。飲料自動販売機・テレホンカード式公衆電話を設置する。定員は60名である。 モハ785形0番台 主電動機を装備する中間電動車 (M) で、サハ784形 (TA) とMTユニットを組む。定員は68名である。 クハ785形 運転台をもつ制御車 (Tc) である。車内には共用トイレ(洋式)・男子小用トイレを設け、後位の客用扉は幅930 mm の広幅としている。定員は56名である。
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