日立・東大とは? わかりやすく解説

日立・東大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 15:48 UTC 版)

タイムシェアリングシステム」の記事における「日立・東大」の解説

高橋ら『オペレーティング・システムの機能構成第4章§4より) 東京大学大型計算機センターHITAC 5020納入した日立において、同機モニタ開発した高橋延匡らは、Multics発表に、特に2次元番地付け方式の仮想記憶刺激を受け、これを実現したTSS開発構想した。中研の上村田健郎中沢喜三郎嶋田正三らのリーダーシップにより、ただちに着手する必要がある判断され1966年4月プロジェクト研究発足した。 (今日で言うところの)ヒューマンマシンインタフェース難しさ重要性鑑みプロジェクト発足当初より東京大学高橋秀俊研究室交流し1966年9月より正式に共同研究開始したプロジェクト24ヵ月第一バージョン完成し1968年3月末、2次元番地付け方式のTSSとしては世界初稼動となったまた、高水準言語PL/IサブセットPL/IW)によるOS記述にも成功している。 また、高橋秀俊示した8箇条、「人間気まぐれである」〜「人間何をするかわからない」(趣旨説明した文章電気通信学会雑誌載せたものの引用http://www.iijlab.net/~ew/know_thyself.html で読める)は、OS構築に際して対話処理の問題扱いにおいて、大い参考となった、としている。

※この「日立・東大」の解説は、「タイムシェアリングシステム」の解説の一部です。
「日立・東大」を含む「タイムシェアリングシステム」の記事については、「タイムシェアリングシステム」の概要を参照ください。

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