日本語と正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 18:12 UTC 版)
日本語では明治時代以降、言文一致が進んだ。 一般論として日本語には、規範はいくつもあるが「唯一の正書法」といったようなものは無い。日本語のデータをコンピュータで検索したり使用頻度などを分析したりする場合には、他の言語に比べ非常に煩雑な処理が必要になる。 また日本語の辞書や事典で(特に外来語の)単語を検索する場合、エントリーに記載されている表記と違う表記で検索すると、たらいまわしのように別の表記の再検索を求められる(例「ヴァイオリン→バイオリン」)など、そのエントリーを見つけるのに手間取る。出版社や放送局などでは各社独自に表記のルールを決めていることが多く、ライターや著者は取引先によって異なるルールに従うことを要求される。教育の場でもどの表記を教えればよいのかをめぐって意見の相違や混乱が生じる。
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