日本語における「科学」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 06:05 UTC 版)
佐々木力によれば、「科学」という語は、中国では、科挙で試される学問「科挙之学」の略語として、すでに12世紀頃には使われていたようである。日本では、「科学」は様々な学問(個別学問、分科の学)という意味で用いられていた。明治時代に science という語が入ってきた際、啓蒙思想家の西周がこれを様々な学問の集まりであると解釈し、その訳語として「科学」を当てた。当初は「科學」と旧字で表記されていたが、新字体の採用により「科学」と書くことになり、現在に至っている。 中国においても、用語に若干の違いはあるものの、science の訳語として「科学」が使われている。
※この「日本語における「科学」」の解説は、「科学」の解説の一部です。
「日本語における「科学」」を含む「科学」の記事については、「科学」の概要を参照ください。
- 日本語における「科学」のページへのリンク